会長挨拶

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<会長挨拶>
令和5年度 佐原商工会議所青年部事業方針
「It’s 翔 Time!」〜新たなステージに翔びたとう〜

佐 原 商 工 会 議 所 青 年 部
令和5年度会長 根 本 雅 圭

佐原商工会議所青年部 令和5年度会長の根本雅圭です。

現在の日本は、新型コロナウイルス感染症が収束しつつあり、行動制限が解除されたことに伴い、当地の佐原でも観光客が戻りつつあります。しかしながら、原材料価格の高騰や在庫不足、エネルギー価格の高騰により、事業は大変厳しいものとなっております。

このような厳しい中であるからこそ、地域や自らの変革が求められていると感じております。

佐原は、千葉と茨城の県境、また県境を流れる利根川という立地を生かし、地と水の利を得て発展してきた町です。かつては利根川のすいんで隆盛を築き、16世紀の商人たちが作り合えてきた歴史が現存する町です。現在は、観光を中心としたまちづくりで県内のみならず、国内でも注目が高まっている地域です。
観光もそうですが、水の郷さわらとして、日本では珍しい「川の駅」があり、水上レジャーや釣りが盛んです。

このように、地と水の利を活かしたまちづくりによって発展した町ですが、これからは成田空港、茨城空港の中間にある町として、【空の利】を得て発展できるのではないかと考えております。
成田空港は2030年〜2040年の間に、離発着数50万回、7500万人が利用する空港を目指しています。単純に計算すると日本の総人口の約6割に相当する人が利用することになります。
また「エアポート都市構想」により、大規模国際展示場の整備や、卸売市場の農産物輸出の拠点化、訪日外国人のトランジットツアーの実施、観光ビジネス拠点の強化など、成田空港は大きく変革します。
これは香取市にとってチャンスです。
香取市をさらにアピールするため、日本、そして世界へとつながる取り組みを進めていきます。
我々青年部も本年度は40周年を迎え、新たな変革への節目の年を迎えております。

今年度はその「スタートの年」にするため、令和5年度スローガンを「It’s 翔 Time!」〜新たなステージに飛びたとう〜といたしました。

これは、佐原商工会議所青年部が発足当時から使用してきた言葉である「飛翔」と創立40周年を迎え、新たなステージへの挑戦による伝統と確信のシナジー(相乗効果)を意味します。

今年度の事業方針といたしましては、大きく4つの事業を中心といたします。

1つ目は、創立40周年記念事業を実施いたします。
10年前に創立30周年記念事業では、「これまでも・これからも走り続ける青年部」を合言葉に、「佐原駅伝」が行われましたが、創立40周年記念事業では、「It’s 翔 Time!」のメニ相応しい事業を行います。

2つ目は、政策提言や広域地域同行の勉強会を開催します。
新型コロナウイルス感染症や、物価高騰等により地域の情勢は大きく変わりました。
地域課題や目標についても、単独地域では解決することが難しくなっていると感じております。そこで広域的な地域動向を学びながら、香取市と共に課題解決や将来の目標を考える機会を作ります。

3つ目は、既存事業・イベントの実施と時代に合わせた開催方法を模索し実行します。
デジタル化やネットワーク化が進み、特に広報ツールが大きく変化しています。事業経費についてもデジタルツールを活用することで品質を落とすことなく経費を削減できる可能性があります。令和5年度の事業は昨年度のオンライン化促進に引き続き、検討を重ねながら実施します。

4つ目は、ビジネスコミュニケーションの促進です。佐原商工会議所青年部下院のビジネスコミュニケーションを促進し、まずは青年部愛での内需を拡大しながら地域経済への貢献を図りたいと考えております。またビジネスコミュニケーションを定型化させ、会員増強ツールとして活用します。

1年間微力ながら青年部活動、地域貢献に努めて参ります。関係各位の皆様並びにOB(先輩方)の皆様に、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、就任の挨拶といたします。

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